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冴えない三十路が蜘蛛の糸を昇る過程を綴る 。そして、たまに足を運んだ神社を語る。

村山浅間神社(静岡)

神仏集合の名残、いまなおまだ色濃く

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 ◇村山浅間神社 旧県社

主祭神 木花開耶姫

静岡県富士宮村山1151

 

久しぶりの更新となりました。

でも閲覧者は皆無に近いと思いますので僕の詳しい近況はいいかな。

というか別段報告するような話もないといえばないのです。

忙しいとか環境が変わったとかその程度です。

もし頻繁に確認している変人がいらしたらごめんなさい。

 

今回は浅間神社シリーズです。

場所は浅間神社の総本山を擁する静岡県富士宮

当社は市街地から富士山に向け高く上ってきた地に鎮座しています。

この地はかつて栄えた村山口登山道の玄関口といえるでしょう。

 

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境内は閑散とした印象を受けますが、綺麗に整備されています。

トイレや案内所もあり、世界遺産の構成資産としての設備も万全。

 

社殿

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こじんまりとしたコンクリート造りでした。

 
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本殿だけは木造のようですね。

 

そう、全体的にこじんまりとした印象を受けますが、

かつては富士修験の中心地として本宮の浅間大社ばりに栄えていたようです。

衰退の契機は廃仏毀釈運動です。

じつは境内には浅間神社と並んでお堂が建っています。

どちらかというと目立つのはこのお堂の方かもしれません。

 

富士山興法寺大日堂

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お堂内の拝観は可能でした。

大日如来像などが安置されています。

 

そう、神社というより寺としての性格の方が色濃かったのかもしれません。

ちなみに浅間神社には珍しく御祭神には木花開耶姫以外に「大日霊貴(天照大神)」も名をつらねていますが、天照大神大日如来は同一視された時代もありましたからね。

こうした点からも神仏集合の名残を感じることができます。

 

護摩

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一般的な神社では見られない仏教的要素ですかね。

 

水垢離場 

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富士登山前に身を浄める場所。

♨っぽいです。

 

いずれにせよ、時の権力者からの庇護を受け、富士登山の中心地として栄えた時代があったようです。

しかし、現在はそうした歴史が信じられないほど、穏やかでひっそりとした空気が流れています。

僕にはこの空気がとても心地よく感じられました。

 

境内のご神木は当社の盛衰を黙って目にしてきたのでしょう。

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歴史を知ると、哀愁が感じられる神社でもあります。

 

御朱印

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案内所で拝受(土日が無難)。

ボランティアの方が丁寧に対応してくださいます。