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冴えない三十路が蜘蛛の糸を昇る過程を綴る 。そして、たまに足を運んだ神社を語る。

富士山東泉院 日吉浅間神社(静岡)

主祭神かぐや姫とする神社

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 ◇日吉浅間神社 富士下方五社

主祭神 木花咲耶姫命かぐや姫

静岡県富士市今泉8-5-1

 

HPでは主祭神木花咲耶姫命は「かぐや姫」だと説明されている。

当神社の蔵に保管されていた『富士山大縁起』によると、

かぐや姫は「赫夜姫」とあり、桓武天皇の妃候補に選ばれたが、

姫はこれを望まず、世の中と隔絶し、富士山の洞窟に入ると、

「浅間大菩薩」になったという伝説が残されているらしい。

つまり、かぐや姫は月ではなく富士山に登ったと。

さて、そのような特殊な伝説を持つ神社の境内を覗くとする。

 

神門

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寺院色が強い造りに見えるが…

拝殿

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御朱印

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「他宗教が混じっているから一般的な神社とは異なるよ」

宮司様からはそのような説明をされた気がするが、

名前からも推察できる通り、元は「富士山東泉院」なる寺院の境内社

つまり、神仏習合の神社だったというわけだ。

ちなみに、東泉院は明治維新神仏分離令により廃寺となっている。

また、当社は修験道にも馴染みがあるようだ。

 

昔は神社と寺はきっぱり分けたほうがいいと思っていたが、

最近は混ざっていてもそれはそれで面白いと思うようになってきた。

分離は構わないが主張や批判を強めていけば宗教戦争になる。

神仏混淆。一見、テキトーな思想だけど、決して悪いことではない。

人間関係においても神仏混淆ぐらいの寛容さが必要かもねー。

勉強になります。